こんばんは。
仮想マシンのリセットというのは、
vSphereClientなどでログインして手動で仮想マシンを「リセット」(再起動ではなく)したり、
vSphereHAで何かしらの不具合(仮想マシンのハングや、ホスト自体の障害)
を検知して仮想マシンをリセットした場合に表示されます。
※もしかしたら、他にもリセットとなるケースはあるかもしれません。
「リセット」という名前の通り
仮想マシンの電源Off/Onと同様なものです。
仮想マシンリセットのタイミングで、ゲストOS(Linux)は再起動されているはずなので、
apacheが自動起動するようになっているのであれば
(たとえばchkconfig で httpdがONになっていたりすれば)
そのあたりの時間に起動されたhttpdプロセスがいることは普通な状態です。
メモリ値についてですが、
VMware Toolsがちゃんとインストールできている状態
(vSphere Client→ サマリ → VMware Tools のあたりが OKになっている 状態)
であれば、バルーン値もゼロのようなので
今の情報のかぎりでは ESXi的には問題なしに見えます。
Linux視点のメモリ値(free/vmstat)も、特に問題はなそうです。
そのため、
具体的にパフォーマンスが出ないような事象が発生していないのであれば、
このままでもよいのではないかと思います。
もし、以前にお伝えした
具体的にゲストLinuxに問題(コマンド実行しても戻りが遅い、Webの表示が遅い など)
があれば、それをもとに対処する/しない を考えるとよいと思います。
といった事象があるのであれば、メモリ値以外の視点(パフォーマンス値など)も含めて
調査が必要になると思います。
ちょっと補足情報ですが、
vmstat は、1発だけ実行するとOS(Linux)起動時からの累積値が表示されてしまいます。
いまの状態を確認したいとき(vSphereのパフォーマンスチャートと比較するとき)は、
# vmstat 20
(パフォーマンスチャートの更新間隔とあわせて20秒間隔)などで実行して、
最初の1回目の表示(累積値)は無視するとよいかもしれません。
※停止するときは Ctrl+C で・・・
以上です。ご参考まで。